2021-03-23 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
○浅田均君 我が党は、自衛隊に領域警備任務というのがないので、領域警備法というのが必要ではないかということで何年か前にこういう法案を提出させていただいております。
○浅田均君 我が党は、自衛隊に領域警備任務というのがないので、領域警備法というのが必要ではないかということで何年か前にこういう法案を提出させていただいております。
また、自衛隊を南西諸島に配備したとしても、現行法では、自衛隊に、平時における領域警備任務は付与されておりません。他国の海軍と同様、国連憲章及び国際法に基づいて、平時において領海警備を担当できるよう自衛隊法を改正すべきだと考えますが、総理の明確な御見解をお聞かせください。 あわせて、総理は、集団的自衛権の解釈変更に前向きなお考えですが、変更に向けたタイムスケジュールをお示しください。
一方、驚くことに、我が国を防衛する自衛隊には平時における領域警備任務が与えられておりません。確かに自衛隊は毎日、領土、領海のパトロールを行っていますが、他国の軍隊と異なり、領海で外国船舶の違法行為を発見しても、海上保安庁に通報するだけで、直接、外国船舶に警告を発することもできないのです。
特殊作戦部隊や領域警備任務を想定したもののようですけれども、現行の法律の上ではそれらは自衛隊の任務とはなっていないと思います。部隊の設置を先取りしていくというのはやっぱり問題ではないでしょうか。
今後、周辺事態において海上保安庁の能力を超える状況に際して、海上自衛隊による軍事的な対応を可能とするための領域警備任務の新設、また、単なる威嚇射撃にとどまらない適切な武器使用規定の整備など、法的な体制整備の必要性があると思います。 昨日の本委員会で野中官房長官はこうしたことに慎重な答弁をされましたが、政府の見解をお伺いいたします。